第ニ回名古屋モーターサイクルショー
第ニ回名古屋モーターサイクルショーの概要
名古屋モーターサイクルショーとは、名古屋モーターサイクルショー実行委員会が中日スポーツや東海ラジオ放送との共催で開催するモーターサイクルショーだ。
主催の名古屋モーターサイクルショーとは、愛知県、中部経済新聞社、アイチオートバイ事業協同組合らが構成する団体で、二輪車の楽しさや魅力の発信に尽力している。
今回が第二回ということだが、第一回は2022年4月に開催された。
3日間での来場者は約36,000人と盛況を記録したが、今回はさらにパワーアップして質量ともに充実したショーとなった。
中部地方はもともと鈴鹿や浜松などのバイク文化の盛んな地域とゆかりがあり、加えて海や山などのツーリングにも最適な地形に富んでいる。
そのため、二輪のマーケットとして全国でも有望な地域と見込まれているのだ。
現役のライダーだけでなく、まだバイクと直接かかわりをもたない女性や高校生以下の若者、家族連れにも二輪の魅力を訴求しようと、今回のイベントでは趣向を凝らした展示やアトラクションが繰り広げられた。
女性と高校生以下の子どもは入場無料だったこともあり、子どもから大人まで前回以上の盛況を記録したのである。
第ニ回名古屋モーターサイクルショーの見どころ
第ニ回名古屋モーターサイクルショーのなかでも最高の見どころの一つだったのは、国内トップクラスのライダーが集結して高度なパフォーマンスを繰り広げたトライアルデモンストレーションだ。
また、日々の訓練や業務で培った高度な技術を持つ白バイ隊員たちによるデモ走行も行われた。
パフォーマンスを見るだけでなく、参加者が自ら体験できる企画も好評で、たとえば最新モデル体験試乗会では憧れの最新モデルに乗れるとして大いに賑わったようだ。
免許取り立ての初心者や、ブランクの長い人のためのライディングレッスンも好評だった。
子どもたちに二輪の魅力をアピールするイベントも開催されている。
子ども電動バイク体験教室では、自転車に乗れる4歳以上小学6年生までを対象にモータリストやダートフリークの子ども用電動バイクの試乗会が行われた。
そのほか変わり種もあり、アニメのキャラクターをデコレーションした「痛バイク」が勢ぞろいした「萌ーたーサイクルショー」や、ファンが憧れのバイク系YouTuberに直接会える「YouTuber合同オフ会」なども人気を集めている。
第ニ回名古屋モーターサイクルショーの開催日
第ニ回名古屋モーターサイクルショーは、2023年4月7日(金)から4月9日(日)の3日間にわたって開催された。
あいにく初日は雨に見舞われたが、2日目以降は天気に恵まれ、県内外から多くの二輪ファンが集った。
総入場者数は、前回を大きく上回る42,355人を記録している。