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ノスタルジック 2デイズ

ノスタルジック 2デイズの概要

ノスタルジック 2デイズは、国産の旧車、名車が勢ぞろいする、ノスタルジックカーイベント。
毎年2月の週末に2日間にわたって開催されている、日本最大級とも言われているイベント。
各地から多くのノスタルジックカーファンが終結する。

2022年は、2月19、20日に開催された。
2021年はコロナ禍のため中止、今回は2年ぶり、13回目の開催となった。
会場となっているのは、神奈川県横浜市にあるイベントスペース、パシフィコ横浜。
イベントはクラシックファンや、ショップ関係者などの交流の場の提供を目的としている。

会場では主催した雑誌の表紙を飾った車両の展示「表紙車両」コーナーや、読者からの公募による「選ばれし10台」など、合計200台以上の車両展示が行われた。
多くの来場者が足を止めて見入っていた。

ノスタルジック 2デイズの恒例企画

なかでも毎年恒例となっている「選ばれし10台」は、1台ずつ会場内を走行してステージに登場する。
オーナーはメインステージでインタビューされる。
今年は、ダットサン17型フェートンからスタートし、日産フィガロ、トヨタ・テクノクラフト、マツダロードスターCスペックがラストを飾った。

会場では、全国の専門ショップ、レストアショップ、整備工場などがブース出展。
パーツの販売、車両展示・販売、オークションなども開催。

設営されたメインステージでは、安東弘樹さん、竹岡圭さん、久遠まいさん司会のトークイベントも行われた。
クレイジーケンバンドの横山剣さん、日産エースドライバーの松田次生選手、織戸学選手など、車好きにはおなじみのゲストを迎え、トークが繰り広げられた。

主催はクラシックカー雑誌である「NostalgicHero」・ 「ハチマルヒーロー」・ 「NostalgicSPEED」・「Classic PORSCHE」 ・「Nosweb.jp」・ 「特選旧車情報」の6誌が合同して行っている。

ノスタルジック 2デイズ2022での特別企画

今回の目玉と言えるのが、特別企画である「歴代フェアレディZ全車展示」。
近年では、クラシックカーならではの魅力が知られるようになり、人気が高まってきたことによって、名車と呼ばれる車体には高額で取引されるのが目立った。

S30、ダットサン240Z、そして新型のフェアレディZ Proto Spec.までの、7世代8台がずらりと並べられた姿は壮観。
初代べース車両「Z432R」が新型「Zカスタマイズド プロト」も2台並べて展示され、デザインが比較できるようになっていた。

人気を集めているレストアショップ

旧車のブームは、国産車の旧車アフターパーツのニーズが高くなっていることも、大きく影響している。
ヨーロッパのクラシックカーは、古いものでも純正部品が入手しやすく、レストアしやすいが、国産車は、一部の人気車種以外には、以前の車種の純正部品は生産供給されていないため再販もなく、入手できない。
そのためレプリカ部品を専門としているショップも多く出店した。

レプリカ部品は、純正部品を再現した部品で、高い品質が特徴。
カスタマイズとして使われるではなく、クラシックカーユーザーが純正部品の代替えとして買い求めるニーズが多いという。