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ニューイヤークラシックカーミーティング

ニューイヤークラシックカーミーティング 2022

毎年新春におこわれる旧車イベントとして、栃木県佐野市で開催されていた「ニューイヤークラシックカーミーティング 2022」。
2021年は、前年ながらコロナ禍によって中止となり、2022年は、会場を埼玉県羽生市に変更となり開催されるはこびとなった。

大勢の人を集めるイベント会場

会場となったのは、東北自動車道の羽生ICからほど近い場所にある、三田ヶ谷農林公園のキヤッセ羽生。
地元の農産物が販売されている物産館や、地ビール「こぶし花ビール」のビール工房、バーベキュー広場、名物のうどんが楽しめるレストラン、花で有名な「四季の丘」などがある、埼玉県の観光スポット。

約3.6ヘクタールもの敷地がある公園として人気が高く、イベントも多く、近郊から大勢の人が集まってくる人気のある施設。

イベントの特徴・参加資格

通算7回目となった「ニューイヤークラシックカーミーティング 2022」は、約160台が集結した。参加資格は、昭和21年から平成12年までに生産された、4輪車・3輪車・2輪車・ミニカー。
昭和以外にも、平成前半に製造された、ネオクラシックに分類されるクラシックカーも参加車両に含まれているのがこのイベントの特徴。

バラエティ豊かな一般展示

一般展示には、ニッサンブルーバードやスカイラインGT-R、フェアレデイの歴代車、マツダRX-7、トヨタ2000GT、そしてポルシェ928やランボルギーニのディアブロなど、バラエティ豊かな車両が展示されていた。
マツダの3輪トラックや日野コンテッサ、いすゞ自動車ヒルマンミンクス等、希少な車も多く、来場者は興味深く見入っていた。

2輪車ブースは、毎回古いバイクが登場している。
今回の注目の的となったのは、ソフィア・ローレン出演のCMでも知られる、ホンダのロードパル、パルホリデー、パルフレイの3台。
1台は驚くべきことに、ずっと倉庫眠っていた車両で、新車登録されたばかりという。

ロードパルシリーズはファミリー向け、女性向け、ミセス向け原付というコンセプトだった。
おしゃれなデザインと、ソフィア・ローレンの「ラッタッタ」という独特の名フレーズで、大ヒットとなった。
展示されたロードパルシリーズは、懐かしいと見入る人と、今なお通用する、レトロなデザインが「カワイイ」に敏感な女性たちの注目の的となっていた。

パトカーも参加して交通安全アピール

今回は、埼玉県警本部、そして羽生警察の協力により、パトカーと白バイも参加。
パトカーはニッサンスカイライン、マツダRX-7、スバルインプレッサWRXのスポーツタイプ3台。
白バイはホンダのCB1300P、GL1500、モンキー、ヤマハFJR1300Pの4台。

警察隊員も15名参加し、交通安全のアピールをおこなった。
希望する人向けに車両への乗車体験もおこなわれ、旧車と警察車両のコラボは、来場者の人気を集めて、多くの人でにぎわっていた。