最新車の試乗

各メーカーイチオシの最新二輪車・自動車に乗れる

車やバイクが好きならば、モーターショーは行くだけでも楽しい場所だ。
これだけ多くの車やバイクが一堂に会するのを見る機会は、ふつうに日常生活を送っててもまずないのでそれだけでワクワクする。
車やバイクを購入する予定がないとしても、十分元が取れるだろう。

また、各メーカーイチオシの最新モデルに試乗できるのもモーターショーの魅力である。
たとえば東京モーターショーの場合、以下のようにさまざまなタイプの試乗体験会を開催しているのだ。
公道に設置されたコースを最新の乗用車で試乗できるのが「最新乗用車公道試乗体験」。
約30分もメーカーイチオシの車を実際に運転できる。

また、二輪車の試乗体験も人気がある。
こちらも各メーカーが推している最新のバイクを特設コースで実際に運転できるという内容だ。
日本二輪車普及安全協会の人が乗るバイクが先導し、その後を参加者が縦列走行で続く。
こちらも約30分も楽しめるたっぷりの内容となっている。

自分で運転するのではなく、日本ジャーナリスト協会の会員が運転する車に同情する「同乗試乗体験」というのもある。
ラインナップは、今度発売される市販車もあれば、一般の人ではなかなか乗ることのできないスポーツカーまでさまざまだ。
同乗するだけでも、車が持つ操作性やパワーが実感できるだろう。

オフロードの同乗試乗体験もある。
オフロードに仕立てられた特設コースで最新のオフロードマシンに同乗し、実際にどのぐらいアグレッシブに走行するのかを体験できる貴重な機会だ。
モーターショーは各メーカーが自社の最新技術をアピールする場なので、ちょっと変わった車やバイクにも乗れる。
たとえば最近は車もバイクも環境性能がなければいけないが、それを追求した超小型モビリティの試乗体験も用意されている。
小さなサイズからは想像できない楽しさを味わうチャンスだ。

車やバイクを購入する前のチェックにもなる

車やバイクの購入予定がある人にも、モーターショーは最適の機会だろう。
いろんなメーカーの車やバイクを一度にたくさん見ることができるので、ディーラーや中古車店よりもトレンドが把握しやすくライバル同士の比較も容易になっている。
また、メーカーブースでは直接メーカーの担当者と話せる機会がある。
広報や営業の人だけでなく開発者や企画担当者から裏話を聞けることもあるので、購入を迷っている車があるときは大いに参考になるだろう。

加えて、車やバイク本体だけでなくパーツメーカーのブースもあるのだ。
最新の通信技術を使った新製品にもいち早く触れることができるので、車やバイクだけでなく新しい技術に興味がある人にもおすすめである。